イベリコ豚とはどんな豚なの？
2022/07/20
レストランのメニューやスーパーの精肉コーナーでよく目にする「イベリコ豚」。
どういう豚肉なのか、よくわからない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、イベリコ豚とはどんな豚なのかご紹介したいと思います。
イベリコ豚とは
イベリコ豚とは、ポルトガルやスペインがあるイベリア半島の中央部から南部で、食用に飼育されている豚の品種です。
このイベリコ半島が語源となって、イベリコ豚と呼ばれています。
イベリコ豚と名乗ることができるのは、以下のような場合です。
・イベリア種とデュロック種を交配させた豚のうち、スペイン政府が認証したものだけ
セボ
イベリコ豚と言えば、ドングリを食べて育つというイメージを持たれている方も多いでしょう。
しかし、すべてのイベリコ豚がドングリを食べて育つわけではないんです。
ドングリ以外の飼料で育ったイベリコ豚をセボと呼びます。
ベジョータ
ドングリを食べて育った最高級のイベリコ豚をベジョータと言います。
イベリコ豚の中でも10％程度と大変貴重なんです。
ドングリをたくさん食べて育ったベジョータの脂質は良質で、オリーブオイルと同じオレイン酸を含んでいます。
特徴的なサシが入り、濃厚で柔らかい肉質となります。
まとめ
ヨーロッパのイベリア半島で飼育されているうち、スペイン政府が認証したものがイベリコ豚と呼ばれています。
中でもドングリを食べて飼育されたベジョータは気性で、柔らかく濃厚な肉質となります。
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